クラウドブラウザは、クラウド上の別のコンピューターで動作する専用ブラウザを ChatGPT Work に提供します。Web ページの閲覧、ボタンのクリック、フォームへの情報入力に加え、対応する公開サイトやログイン済みサイトで一連の操作を実行できます。リクエストに応じて、ChatGPT は接続済みアプリ、プラグイン、クラウドブラウザ、またはその組み合わせを使用する場合があります。
Web またはモバイルでタスクを開始すれば、会話から離れたりコンピューターを閉じたりした後も、ChatGPT に作業を続けさせることができます。ユーザーによる情報入力、ログイン、確認が必要になると一時停止します。
利用条件
クラウドブラウザは、対応地域における ChatGPT の有料プラン(Free と Go を除く)の ChatGPT Work で利用できます。提供状況は展開期間中に変わる場合があり、ワークスペースの権限によっても異なることがあります。
クラウドブラウザのタスクを開始
Web またはモバイルで ChatGPT を開き、Work でタスクを開始します。
希望する結果を具体的に伝えます。Web サイト、関連情報、制約事項を含めてください。
ChatGPT から求められた場合は、Web サイトへのアクセスを承認します。
Web サイトへのログインが必要な場合は、安全なログインフォームを使用し、必要な二要素認証を完了します。
会話で進捗を確認し、確認リクエストがあれば内容を確認します。
結果を利用する前に、その内容と情報源を確認してください。
クラウドブラウザを別途選択する必要はありません。使用するタイミングは ChatGPT が判断します。接続済みアプリやプラグインでタスクを直接完了できる場合、ChatGPT はそちらを使用することがあります。
タスクの例
ChatGPT には、次のようなタスクを依頼できます。
レストランの空き状況の確認や、企業への見積もり依頼
予定に合うフライトの検索や、商品の取り扱い状況と近隣店舗の在庫の比較
接続済みのメールアカウントにある情報と荷物追跡サイトを使った配送状況の確認
DMV の予約枠を検索し、承認用の予約内容を準備
公共料金のアカウントにログインしてプランを比較
条件に合う賃貸物件を検索して保存
請求書の照合と会計ソフトの記録更新
ChatGPT が完了できる内容は、Web サイト、ユーザーのアクセス権、必要な手順によって異なります。タスクによっては、ユーザーによる確認や最終操作が必要です。
Web サイトへのログイン
ChatGPT が対応するログインページに到達すると一時停止し、ログインを求めます。安全なログインフォームにユーザー名とパスワードを入力します。二要素認証コードやセキュリティコードの入力が必要な場合もあります。
ログインを求める前に、追加のレビューモデルがリクエストと情報の入力先を確認し、フィッシングや偽装の兆候がないかをチェックします。続行する前に、Web サイトのアドレスとログインフォームのプレビューを確認し、実際の Web サイトを調べることができます。
安全なフォームに入力した認証情報は、リモートブラウザに直接送信されます。そこに入力したユーザー名とパスワードはモデルには表示されず、ChatGPT がこれらのログイン認証情報を保存することもありません。
ログイン後、ChatGPT はログイン済みセッションを使ってタスクを再開できます。認証は有効期限が切れるまで今後のタスクにも引き継がれるため、毎回ログインする必要はありません。
ChatGPT がアクセスできる Web サイトの管理
デフォルトでは、ChatGPT がクラウドブラウザで新しい Web サイトにアクセスする前に、ユーザーの許可を求めます。Web サイトへのアクセス権限は、[設定]>[クラウドブラウザ]で管理できます。
常に確認:Web サイトへのアクセスリクエストを毎回自分で確認します
自動承認:ChatGPT に URL を確認させ、安全でない可能性がある場合のみ一時停止して確認を求めます
常に許可:すべての Web サイトへのアクセスを許可しますこの設定は推奨されません。
Web サイトごとに許可またはブロックすることもできます。サイトごとの設定は、デフォルトの権限設定より優先されます。Web サイトへのアクセス許可と、重大な結果を伴う操作の承認は別です。サイトを許可しても、重要な操作の実行前に内容を確認する必要がなくなるわけではありません。
重大な結果を伴う操作の確認
ChatGPT は、予約の確定や支払いなど、取り消しが難しい操作や、金銭、法律、アカウント、その他の現実的な責任が生じる操作の前に確認を求めるよう設計されています。ChatGPT がクラウドブラウザでこれらの操作を実行する前に、チャットで確認を求めます。
クラウドブラウザの操作を引き継ぐ
ChatGPT がタスクを進められなくなると、スマートフォンまたはコンピューターでクラウドブラウザの操作を引き継ぐよう求めます。ChatGPT にブラウザの操作を引き継ぎたいと直接伝えることもできます。その場合、クラウドブラウザを直接操作するためのリンクが表示されます。
Web サイトによってタスクがブロックされる場合
Web サイトによっては、自動ブラウザエージェントからのアクセスを制限するセキュリティ対策を採用しています。自分のブラウザでは通常どおり利用できる Web サイトでも、ChatGPT によるアクセスやタスクの完了がブロックされる場合があります。
こうした制限は ChatGPT ではなく、Web サイト側が設定しています。OpenAI は、互換性の向上とアクセス範囲の拡大に向けて Web サイト運営者やパートナーと継続的に連携していますが、クラウドブラウザからの通信を許可するかどうかは各 Web サイトが最終的に判断します。
Web サイトがブロックされる場合は、別の Web サイトを試すか、自分のブラウザでそのページを直接開いてください。アクセスを許可したい Web サイト運営者は、クラウドブラウザの許可リスト登録手順を参照してください。
クラウドブラウザを安全に使用する
タスクを直接実行できる場合は、接続済みアプリやプラグインを優先してください。
明確な指示を出し、希望する結果を具体的に伝えてください。
Web サイトのアドレス、ログイン画面のプレビュー、スクリーンショット、確認リクエストをチェックしてください。
ChatGPT が誤ったサイトを開いたり、不正確な情報を使用したりした場合は、タスクを停止してください。
パスワード、セキュリティコード、支払い情報を会話に貼り付けないでください。認証情報には安全なログイン手順を使用してください。
OpenAI は、プロンプトインジェクション、フィッシング、意図しない操作などのリスクを検証しています。これらの安全対策ですべてのリスクを排除できるわけではないため、機密性の高い手順や重要な結果は確認してください。
プライバシー、Cookie、ログイン済みセッション
クラウドブラウザは、デバイス上のブラウザとは別のものです。独自の Cookie、ブラウザデータ、ログイン済みセッションを保持します。個人用ブラウザで開いているタブ、閲覧履歴、保存済みパスワード、Cookie、拡張機能、既存のログイン状態は使用しません。
クラウドブラウザに保存されたブラウザデータを削除するには、[設定]>[クラウドブラウザ]>[ブラウザデータ]を開きます。すべてのサイトのデータを一括で消去することも、サイトごとに消去することもできます。
サイトのデータを消去すると、その Web サイトからログアウトします。今後、アカウントが必要なタスクを実行する際は、再度ログインする必要があります。
ChatGPT がタスクの完了に使用する Web サイト上の情報は、ChatGPT のデータコントロール設定に従って取り扱われます。Web またはモバイルの[設定]>[データコントロール]で確認できます。
よくある質問
その場を離れた後もタスクは実行を続けますか?
はい。クラウドブラウザは ChatGPT 専用のリモートコンピューター上で動作するため、コンピューターを閉じたりスマートフォンの電源を切ったりした後も、バックグラウンドで処理を続けられます。情報の入力、ログイン、確認が必要になると一時停止します。
ChatGPT はデバイスですでにログインしているアカウントを使用しますか?
いいえ。クラウドブラウザには独自のセッションがあります。求められた場合は、別途ログインしてください。クラウドブラウザのセッションは、有効期限が切れるかデータを消去するまで、後のタスクでも有効な場合があります。
デスクトップの内蔵ブラウザとの違いは何ですか?
クラウドブラウザは、ChatGPT Work を通じて任せたタスクをリモートコンピューター上で実行します。内蔵ブラウザは ChatGPT デスクトップアプリ内にあり、作業しながらページを確認、追跡し、注釈を付けることができます。
クラウドブラウザはすべてのタスクや取引を完了できますか?
いいえ。対応状況は Web サイトや操作によって異なります。サイトが自動アクセスをブロックする場合や、ログインまたは取引の手順に対応していない場合、ChatGPT が操作を制限する場合があります。操作を引き継ぐか、最終手順を自分で完了する必要がある場合があります。
