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イベント品質の理解と改善

ピクセルやデータソースに表示されるイベント品質の警告の意味と、インテグレーションの改善方法を解説します。

更新日: 2 hours ago

イベント品質は、選択したデータソースから受信したコンバージョン情報が、測定に役立つかどうかを把握するための指標です。ピクセルまたはデータソースごとに個別に評価されます。スコアと警告は、設定の見直しが必要な箇所を示します。キャンペーンのパフォーマンスを予測したり、コンバージョンと広告のマッチングを保証したりするものではありません。

イベント品質は、直近のイベントの到着を待つ時間を確保したうえで、暦日単位で丸 7 日分のデータを使用して毎日更新されます。設定を変更した後は、新しいイベントが想定どおりに届くことを確認してください。過去のイベントが評価対象期間から外れるにつれて、改善が徐々に反映される場合があります。更新が遅れた場合は、新しい評価が利用可能になるまで、以前のスコアが引き続き表示されます。

Event quality modal

警告の活用

選択したデータソースの警告を開き、各問題を確認してください。マッチング情報の欠落、サーバーイベントの遅延、イベントの繰り返し発火など、インテグレーションで確認できる問題から着手してください。設定を変更する前に、以下のガイダンスを参考に原因を調査してください。

共有が許可されている情報のみを送信し、本人のプライバシーと同意に関する選択を尊重してください。実際の顧客情報と、実際に発生したビジネスアクションを使用してください。スコアを上げるために、余分なイベントを送信したり、架空の識別子を作成したり、イベント時刻を変更したりしないでください。

メールアドレスや顧客 ID の情報が不足

意味: このチェックの対象となるコンバージョンイベントでは、メールアドレスや、一貫して使用する顧客 ID の情報が限られていました。これらの識別子は、イベントを正しい人物に紐づけるのに役立ちます。結果が低い場合は、処理やインテグレーションの問題を反映している可能性もあるため、インテグレーションが実際に送信している内容を確認してください。

対応方法:

  • 対象のコンバージョンイベントに、インテグレーションでサポートされているフィールドを使って、メールアドレスまたは自社で一貫して使用する顧客識別子が含まれていることを確認してください。

  • 同じ人物には、同じ顧客識別子を使い続けてください。異なる人物に対して、共通の識別子、プレースホルダーの識別子、デフォルトの識別子を使い回さないでください。

  • インテグレーションの正規化とハッシュ化の手順に従ってください。ブラウザーとサーバーの両方を使用している場合は、両方の実装を確認してください。

  • 通常のカスタマージャーニーに沿ってコンバージョンを完了するテストを行い、想定したフィールドが含まれていることを確認してください。

広告クリック情報の欠落または紐づけ不可

意味: 評価対象のうち、広告クリックに関連するコンバージョンの一部に、そのクリックに紐づけられるクリック情報が含まれていませんでした。このチェックの対象は、評価可能なクリック経由のコンバージョンです。すべての広告クリックやカスタマージャーニーを測定するものではありません。

対応方法:

  • ユーザーが広告からサイトにアクセスした際は、リダイレクトやページ移動を経由する場合も含め、oppref パラメーターを保持してください。

  • コンバージョン API 経由でコンバージョンを送信する場合は、そのユーザーのジャーニーで取得したクリック情報をサーバーイベントに渡してください。

  • トラッキングリンク、リダイレクト、購入手続き、ブラウザーとサーバー間の受け渡しを含め、経路全体をテストしてください。

  • 別のユーザーのクリック情報を再利用したり、デフォルト値で代用したりしないでください。

コンバージョン API イベントの遅延

意味: 評価対象のサーバーイベントの一部が、記録されたアクションから時間が経ちすぎて届いたか、そのタイミングを正しく評価できませんでした。このチェックでは、アクションから 1 時間以内に受信されたかどうかを確認します。

対応方法:

  • 実際のビジネスアクションが確認できたら、速やかにイベントを送信してください。

  • 定期アップロード、キュー、失敗したリクエスト、再試行の遅延を確認してください。

  • イベントを再試行する際は、アクションの元の発生時刻を保持してください。アップロード時刻に置き換えないでください。

  • インテグレーションのタイムスタンプの形式、単位、時計設定を確認してください。

コンバージョンのマッチングの要確認

意味: コンバージョンのマッチング候補の一部が、アトリビューションのチェックで除外されました。同じアクションに対するコールバックの繰り返し、時刻の不整合、同じ広告閲覧に過剰な数のマッチングが紐づいていることなどが原因として考えられます。これは、元のビジネスイベントが削除されたことや、影響を受けたイベントがすべて無効だったことを意味するものではありません。

対応方法:

  • 注文の確定や登録の完了など、実際のアクションの後にコンバージョンが発火することを確認してください。

  • 同じアクションを複数回送信する原因となりうる、ページの繰り返し読み込み、タグの重複、コールバック、再試行を確認してください。

  • ブラウザーとサーバーから送るものを含め、同じアクションのコピーには同じイベント ID を使用し、異なるアクションには異なる ID を使用してください。

  • アクションの元のタイムスタンプを保持し、業務記録との不一致があれば調査してください。

  • イベントが正確であるにもかかわらず警告が続く場合は、データソース、該当するイベント名、日付範囲、実施済みの確認内容を添えてサポートにお問い合わせください。

同じ広告インタラクションに多数のコンバージョンが集中

意味: 評価可能なコンバージョンが、一部の広告のクリックや閲覧に通常よりも集中しています。顧客が 1 回のインタラクションの後に複数の正当なアクションを完了することもあるため、この警告だけではイベントの重複や無効なアクティビティがあるとは断定できません。

対応方法:

  • ページの読み込み、更新、コールバック、再試行によって、同じビジネスアクションが繰り返し送信されていないか確認してください。

  • 異なるアクションには異なるイベント ID が割り当てられ、再試行時には元のイベント ID が保持されていることを確認してください。

  • カスタマージャーニーの意図した段階でコンバージョンイベントが発火しているか確認してください。

  • この傾向が実際のリピート購入や複数の正当なステップによるものであれば、イベントはそのまま保持してください。サポートに警告の確認を依頼する際は、その行動を記録して伝えてください。

マッチング用の追加情報が不足

意味: 対象のコンバージョンイベントに含まれるマッチング用の追加情報が限られています。このチェックでは、電話番号情報、氏名と所在地の情報、クライアント IP アドレスとユーザーエージェントの組み合わせを確認します。情報の有無を測定するもので、人物とのマッチングが成功したかどうかを測定するものではありません。

対応方法:

  • 電話番号情報を取得でき、共有が許可されている場合は、インテグレーションでサポートされているフィールドと形式で含めてください。

  • 氏名と所在地の情報には、同一人物の姓、名、郵便番号、国を指定してください。ドキュメントに記載されているハッシュ化と正規化の要件に従ってください。

  • サーバーイベントでは、サポートされている場合、実際のクライアントの IP アドレスとユーザーエージェントを転送してください。サーバーのアドレスや汎用のユーザーエージェントで代用しないでください。

  • 共有可能なメールアドレスや、一貫して使用する顧客 ID の情報も引き続き送信してください。

確認されたイベントの種類が不足

意味: このチェックで使用する標準イベントグループ(閲覧、中間アクション、成果の達成)全体で、確認できたアクティビティが限られていました。ジャーニーはビジネスによって異なり、すべての段階が当てはまるわけではありません。このチェックは、ファネル全体が網羅されているかを検証するものではありません。

対応方法:

  • カスタマージャーニーの実際のステップを整理し、ビジネスに関連する段階を特定してください。

  • コンテンツの閲覧、商品の追加・購入手続きの開始・見込み客情報の送信、注文の完了・トライアルの開始・来店予約など、該当するアクションを取得できているか確認してください。

  • アクションを正確に表す、サポート対象の標準イベントがある場合は、それを使用してください。カスタムイベントは、このイベントの網羅性チェックには含まれません。

  • 各イベントが、対応するアクションが発生したときにのみ発火することをテストしてください。警告を解消するために、架空のファネル段階を作成しないでください。

ピクセルとコンバージョン API のアクティビティが不足

意味: サポート対象の Pixel SDK またはコンバージョン API チャネルから正常に受信したアクティビティが少なく、十分に利用されていると評価できません。インテグレーションを導入しただけでは、イベントが届いているとは確認できません。

対応方法:

  • 構成に応じて、Pixel SDK がブラウザーイベントを送信し、コンバージョン API のインテグレーションがサーバー側で確認済みの成果を送信していることを確認してください。

  • リクエストが受け付けられ、意図したデータソースに送信されていることを確認してください。

  • 両方のチャネルが同じアクションを報告する場合は、同じピクセル ID、イベント名、イベント ID を使用して、同一アクションのコピーとして認識できるようにしてください。

  • 異なるアクションは別々のイベントとして扱い、成果が発生する前に送信しないでください。

両方のチャネルを使用すると、情報を相互に補完できます。チャネルでアクティビティが確認されただけでは、イベントが正しく対応づけられていることや、漏れなく取得されていることは検証できません。

設定済みコンバージョン目標のアクティビティが不足

意味: 設定済みのコンバージョン目標のうち少なくとも 1 つで、評価対象期間中に受信したイベントがごく少数か、まったくありません。この警告が表示されていても、他の目標では十分なアクティビティが確認されている場合があります。このチェックで対象となる受信イベントには、広告とマッチングされなかったイベントも含まれます。

対応方法:

  • 該当する目標のイベント名と設定を、インテグレーションが送信するイベントと照合してください。

  • 実際のアクションが発生したときにイベントが発火し、直近のイベントが受信されていることを確認してください。

  • 古くなった目標や、測定したいアクションを表さなくなった目標を見直してください。

  • そのアクションが実際にまれなもの、または最近の需要が少ないものであれば、引き続きモニタリングしてください。件数が少ないというだけで、設定に不備があるとは断定できません。

スコアやチェックを利用できない理由

コンバージョン目標が未設定: 測定するコンバージョンアクションが設定され、対応するイベントがインテグレーションから送信されていることを確認してください。

コンバージョン数が不足: 有用なスコアを算出するのに十分な直近のコンバージョンデータがない可能性があります。設定を確認し、実際のアクティビティのデータが蓄積されるまでお待ちください。このステータスは、スコアがゼロであることとは異なります。

アトリビューションの根拠が不足: 一部のチェックには、コンバージョンイベントと広告のクリックや閲覧とのつながりを確認できる情報が必要です。イベントを受信していても、このような根拠がまだ十分に揃っていないことがあります。これは、実際のコンバージョンがビジネスで発生していないことを意味するものではありません。

チェックに必要な情報が不足: チェックによっては、対象イベントや確認可能なアクティビティがさらに必要になる場合があります。情報の不足はチェックの不合格とはみなされず、広告主への警告が自動的に表示されるわけでもありません。

データを処理中: 初回の評価が完了する前や、最新の評価が未完了の場合は、スコアを利用できないことがあります。毎日の更新が遅れただけで、既存のスコアが削除されることはありません。処理が完了してから再度ご確認ください。利用できない状態が続く場合は、サポートにお問い合わせください。

変更後は、まずインテグレーションで正しいアクションと情報を取得できるようになったかを確認してください。スコアは評価対象期間の移動に伴って徐々に変化することがあります。また、どのようなスコアであっても、マッチング、アトリビューション、キャンペーンの成果を保証するものではありません。

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