概要
ChatGPT は、会話に添付した文書、スプレッドシート、プレゼンテーション、画像、音声ファイルを扱えます。文書の要約、情報の比較、スプレッドシートの分析、録音の文字起こしやその内容についてのやり取りなどを依頼できます。
音声の理解や文字起こしの性能は、言語によって異なる場合があります。
利用条件
文書、スプレッドシート、プレゼンテーション、テキスト、画像のアップロードは、ChatGPT の Free プランおよび有料プランで、ウェブと対応モバイルアプリから利用できます。プランごとの制限とアカウント設定が適用されます。
音声のアップロードは、ChatGPT の有料サブスクリプションと、Enterprise を含むワークスペースで利用できます。現在、Free プランでは音声のアップロードを利用できません。
利用できる機能は、ワークスペースの設定、地域、クライアントのバージョン、選択したモデルによって異なる場合があります。
API には、ファイルのアップロード要件、対応する用途、制限が別途定められています。
会話でのファイルの使用
対応しているファイルを ChatGPT の会話に添付します。
文書の要約、2 つのファイルの比較、録音の文字起こしなど、ファイルを使って ChatGPT に行ってほしい作業を伝えます。
回答を確認し、追加の質問や変更の依頼をします。
対応するファイル形式の選択
| ファイルの種類 | 対応形式 | 備考 |
|---|---|---|
| 文書とテキスト | DOCX、PDF、TXT | .gdoc ファイルを直接アップロードすることはできません。PDF または DOCX としてエクスポートしてから、エクスポートしたファイルをアップロードしてください。 |
| スプレッドシート | XLSX、XLS、CSV、TSV | |
| プレゼンテーション | PPTX | |
| 音声 | WAV、MP3/MPEG、OGG/OGA、音声のみの WebM、PCM、FLAC、AAC、M4A、音声のみの MP4 | 動画と識別される WebM ファイルや MP4 ファイルは、音声としてアップロードできません。 ファイルには、有効でデコード可能な音声ストリームが含まれている必要があります。 音声の理解や文字起こしの性能は、言語によって異なる場合があります。 |
アップロードしたファイルの活用
文字起こしには誤りが含まれることがあり、話者の識別も正確でない場合があります。重要な内容は、元の録音と照らし合わせて確認してください。
要約・比較・分析
研究論文などの文書を、わかりやすい言葉で要約できます。
定性情報と定量情報を含むスプレッドシートをアップロードして、傾向を調べたり、データを可視化したりできます。
2 つの文書を比較したり、一方の文書のフレームワークをもう一方に適用したりできます。
文書に表れた感情やトーンを分析できます。
プレゼンテーションの内容についてフィードバックを得られます。
会議の録音を要約し、決定事項、未解決の課題、次のステップをまとめられます。
特定の情報の検索
あるトピックに言及している箇所を探したり、関連する引用を抽出したりできます。
著者や作成日など、文書のメタデータを抽出できます。
スプレッドシートで、特定の属性を持つ行を数えられます。
文書からセクション、見出し、リストを抽出できます。
録音の内容について質問できます。例:「リリースの期限について、どのような発言がありましたか?」
インタビューや講義から、要件、例、主なポイントなどの重要な情報を抽出できます。
コンテンツの変換
短い文書を別の文体に書き換えられます。
プレゼンテーションを文書に変換できます。
録音の文字起こしを依頼し、その内容について追加で質問できます。
録音から、整理されたメモ、会議の要約、フォローアップメールの下書きを作成できます。
データの分析やグラフの作成については、ChatGPT でのデータ分析をご覧ください。
音声のアップロードと処理の制限
音声ファイルの上限は 512 MB です。
データ分析が利用できる場合、長い録音は短い区間に分割して処理されることがあります。処理は可能な範囲で行われ、完了は保証されません。非常に長い録音ではタイムアウトする場合があります。
文書と画像のアップロード制限
このセクションでは、文書、スプレッドシート、プレゼンテーション、テキストファイル、画像について説明します。
ファイルサイズ
文書とプレゼンテーションのサイズ上限は、1 ファイルあたり 512 MB です。
テキストファイルと文書ファイルの上限は、1 ファイルあたり 200 万トークンです。このトークン制限は、スプレッドシートには適用されません。
CSV ファイルとスプレッドシートのサイズ上限は約 50 MB ですが、各行のサイズによって異なります。
画像の上限は、1 枚あたり 20 MB です。
アップロード頻度とストレージ
3 時間ごとに最大 80 ファイルをアップロードできます。Free ユーザーのファイルアップロードは、1 日あたり 3 ファイルまでです。OpenAI は、混雑する時間帯にこれらの上限を引き下げる場合があります。
アップロード全体で共有するストレージの上限は、ユーザーごとに 25 GB、組織ごとに 100 GB です。ユーザーまたは組織が上限に達すると、ChatGPT にエラーが表示されます。
ライブラリのストレージ使用量は、設定 > ストレージで確認できます。現在、ChatGPT では、直近の一定期間に適用されるアップロード枠の使用済み回数や残り回数を確認できません。ライブラリのストレージについては、ライブラリを使った ChatGPT のファイル管理をご覧ください。
プロジェクトと GPT の知識
プロジェクトのファイル数の上限は、プランによって異なります。
Free:プロジェクトごとに最大 5 ファイル
Go と Plus:プロジェクトごとに最大 25 ファイル
Edu、Pro、Business、Enterprise:プロジェクトごとに最大 40 ファイル
各 GPT には、その GPT が存在する期間を通じて、最大 10 個の知識ファイルをアップロードできます。ファイルサイズの制限と、ユーザーまたは組織ごとの使用量の上限も適用されます。
アップロードのトラブルシューティング
最近のアップロードが少ない、またはまったくないにもかかわらず、「アップロードの上限に達しました」と表示される場合は、次の点を確認してください。
正しいアカウントでサインインしており、意図したサブスクリプションプランを利用していることを確認します。
アップロードのレート制限とストレージ使用量の両方を確認します。失敗したアップロードも、レート制限の対象として数えられる場合があります。
OpenAI の稼働状況で、アップロードに影響する障害が発生していないか確認します。
音声のアップロードに失敗する場合は、ファイルが対応する音声形式であり、有効でデコード可能な音声ストリームを含んでいることを確認します。動画と識別される WebM ファイルや MP4 ファイルは、音声としてアップロードできません。
OpenAI サポートにお問い合わせの際は、アカウントのメールアドレス、問題のスクリーンショット、発生日時とタイムゾーン、使用したプラットフォームまたはブラウザ、わかる場合はリクエスト ID をお知らせください。
アップロードした文書と画像の管理
保存済みファイルの削除
チャットを削除しても、ライブラリに保存されているファイルは削除されません。ライブラリに保存されたコピーを削除するには、次の手順に従います。
ライブラリを開き、ファイルを選択します。
削除またはファイルの横にあるゴミ箱アイコンを選択します。
ライブラリに最近削除した項目がある場合、完全に削除されるまで、そこからファイルを復元できます。完全に削除またはすべて削除を選択すると、それより前に削除することもできます。
カスタム GPT の知識に追加したファイルは、GPT ビルダーで削除してください。保存済みファイルの管理手順と詳細については、ライブラリを使った ChatGPT のファイル管理をご覧ください。
データの保持について
ファイルの保持は、保存場所と、適用されるワークスペースの保持ポリシーによって異なります。ライブラリに保存されたファイルは、そのファイルを使用した会話とは別に保持される場合があります。Enterprise、Edu、Healthcare のワークスペースでは、ライブラリのファイルにもワークスペースの保持ポリシーが適用されます。
ファイルから会話に取り込まれた内容は、その会話に残る場合があります。保存済みファイルの削除と会話の削除は、別々の操作です。
チャットの削除、GPT やプロジェクト内のファイル、一時チャット、一時的なファイル、セキュリティ上または法的な例外については、ChatGPT でのチャットとファイルの保持をご覧ください。
データの利用について
アップロードした文書や画像がモデルの改善にどのように使われるかは、ご利用のサービスとデータ設定によって異なります。個人向けサービスについては、個人向けサービスでのデータ利用に関するよくある質問、モデルの性能向上におけるデータの利用方法、データコントロールに関するよくある質問をご覧ください。
OpenAI は、API や ChatGPT Enterprise などのビジネス向けサービスにお客様が送信したコンテンツを、モデルの性能向上に使用しません。詳しくは、企業向けプライバシーページをご覧ください。
文書内の画像の読み取り
文書に埋め込まれた画像への対応は、プランとファイル形式によって異なります。
ChatGPT Enterprise は、PDF の視覚情報の読み取りに対応しています。詳しくは、PDF の視覚情報の読み取りに関するよくある質問をご覧ください。
その他のプランや文書形式では、テキストベースの読み取りが使われます。埋め込まれた画像ではなく、ファイル内のデジタルテキストを抽出します。
